キャリアアップ助成金には、主に7つのコースがあります。キャリアアップ助成金のの利用を考えているがどのコースを利用すべきか何を申請したら助成金が受給できるのか悩んでいる企業様もいらっしゃるのではないでしょうか? この記事では、非正規雇用者を正社員や無期雇用に転換した企業に対して助成金が支給される「正社員化コース」について正社員コースがピッタリな企業の特徴から申請時の注意点までマルっと解説しちゃいます!1. 「正社員化コース」がピッタリな企業の特徴 ・人材育成に力を入れたい企業人材育成に力を入れ、従業員のスキル向上やキャリアパスを明確にしたい企業にとって、正社員化を通じて従業員のモチベーション向上や長期的な成長を支援する効果が期待できます。また、教育や研修を積極的に実施し、組織全体のレベルアップを目指す企業にとっては最適な選択肢です。 ・人材不足・定着に悩みがある企業人材不足や従業員の定着率向上に悩む企業にとっても、正社員化コースは大きな効果を発揮します。正社員に転換することで、安定した雇用を提供し、従業員の離職率を低下させることが可能です。また、正社員としての待遇改善により、従業員のやりがいが高まり、企業として長期的な人材確保につながります。特に非正規雇用の従業員の転換を通じて、組織内でのキャリアパスが明確になるため、従業員の定着を促進する効果が期待できます。 ・労務管理の改善を目指す企業キャリアアップ助成金「正社員化コース」を利用するためには、単に非正規雇用者を正社員に転換するだけでなく、就業規則の整備や賃金の増額といった具体的な取り組みが必要です。例えば、正社員としての待遇にふさわしい労働条件を明示し、労働契約や就業規則を整えることが求められます。また、正社員に転換した際には、基本給や手当などの賃金面でも一定の増額が必要となります。これにより、企業は従業員に対してより安定した雇用環境を提供できるだけでなく、労働条件の透明性や公平性を高めることができます。これらの取り組みを通じて、労務管理の改善が進み、企業全体の組織力向上や従業員のモチベーションアップにもつながるでしょう。2. 【最重要】キャリアアップ助成金受給のためにやるべき事・キャリアアップの目的と措置の明確化キャリアアップ助成金を受給するには、まず「キャリアアップの目的」とその目的達成のための「措置」を明確にすることが重要です。助成金の利用目的として、非正規雇用者を正社員に転換するためにおこなう企業内での人材育成やスキルアップを図る計画を立てる必要があります。つまり明確なその人がキャリアアップできる理由が必要なのです。例えば、従業員がキャリアパスを明確に描けるような研修や教育を実施し、従業員の成長を支援する体制を整えることが求められます。これらの計画が曖昧だと、助成金申請が認められない場合もあるため、具体的かつ現実的な目標設定が重要です。・キャリアアップ計画書の作成キャリアアップ計画書とは、企業が非正規雇用者のキャリアアップを支援するために、具体的な施策や目標を記載した計画書です。キャリアアップ助成金「正社員化コース」を申請する際には、この計画書を提出することが必須となります。記入例キャリアアップの目的:業務スキル向上とチームリーダー職の育成を目的として、契約社員から正社員に転換する。対象者の詳細:5年勤務の契約社員Aさんを対象に、営業部リーダーとしての職務に就けるための準備を行う。キャリアアップの内容:6か月間のリーダーシップ研修と営業スキル向上のためのOJTを実施する。教育訓練の詳細:月に1回の外部研修に加え、社内の先輩社員によるマンツーマントレーニングを実施。進捗管理方法:上司との月次面談を通じて進捗を確認し、必要に応じてフォローアップを行う。・キャリアアップ計画書に基づく実地報告が必須助成金を受給するためには、計画書を提出しただけでなく、その後の実施状況をまとめた「実施報告」のための資料も作成し、提出する必要があります。また計画から5年以内に実施する必要があるため注意しましょう。この報告書では、計画通りに研修や教育が実施されたか、従業員が正社員に転換されたか、その結果としてどのような成果が得られたかを具体的に報告します。実施報告には、研修の出席記録や転換後の勤務状況、給与の変動などの証拠資料も求められるため、適切な記録を日々残しておくことが重要です。ここで気を付けなければいけないのが下記条件に該当する教育等プログラムをおこなうと助成金が受給されなくなります。キャリアアップ助成金申請のための特に重要な書類作成について説明しましたが、ここで紹介したのはほんの一部です。 ほかにも必要書類の準備が必要になります。書類の準備は考えただけで頭が痛くなりますよね・・・今の皆さんの悩みとしてこんなことが出てきたのではないでしょうか?そんな方は今からご紹介する方法もおススメです!3.助成金の申請をラクに、不備なく完了する方法助成金の申請は何度も条件や必要書類の確認を行う必要があるます。ですが、書類を読み込んでも不備があることが多々あります。キャリアアップ助成金を受給できない原因としてよく下記のような原因があります。このなかでも得にありがちなのが実施した研修の内容が受給条件を満たさない場合です。書類の不備や条件の確認は自社でもおこないやすいですが内容が条件を満たすかの判断は非常に難しいのです。このような事故を避けるために助成金申請のプロに協力してもらうのも一つの手です。スムーズな受給ができるおススメの助成金サポートサービスを3つご紹介します・社会保険労務士に書類作成サポートをしてもらう助成金申請サポート費用:着手金で3〜10万円、成功報酬が助成額の10〜20%社会保険労務士は、労働法規や助成金制度に精通した専門家です。書類作成や申請手続きにおけるミスを防ぎ、企業がスムーズに助成金を受給できるようサポートします。社会保険労務士に依頼する際は信用できる社労士か円滑にコミュニケーションをとれるかをしっかりと確認しましょう。・研修サービスに助成金申請から研修実施まですべて丸投げする助成金申請サポート費用:着手金・成功報酬なし(SkillBridge) ※研修料金のみ研修サービスの中には、助成金の活用を含めて提携している社労士が申請手続きを丸々サポートしてくれるものもあります。助成金を活用した研修プログラムを提供しながら、サービスの提携社労士が申請のすべてを代行するため、企業はスキルアップに集中することができます。また、キャリアアップ助成金だけでなく人材開発助成金も同時に使用できるため大変お得に研修サービスを受講できます。【完全無料で助成金申請をサポート】SkillBridge SkillBridgeではキャリアアップ助成金の他に人材開発助成金の活用も推奨しており、どちらの助成金申請サポートも着手金・成功報酬なしでSkillBridgeと提携している社労士が行います。書類作成からスケジュール管理まですべてサービス提携している社労士が協力させていただいています。SkillBridgeはChatGPTをはじめとする生成AIの業務での活用について、法人向けの研修を行っています。こんな思いを持っている企業様にピッタリなサービスです。「単純作業を自動化したい・業務効率を上げて早く帰宅したい」「自分の業務でどうやってAIを活用するのかイメージできない」「すでにAIを利用しているがもっと応用的な活用をしたい」「もっと業務効率を上げたい」と思っている方ならAI初級者~上級者までどんな業種でもご満足いただけます。サービス名 SkillBridge 利用できる助成金キャリアアップ助成金人材開発助成金 ー リスキリングコース助成金申請サポート社労士が全面サポート着手金・成果報酬なし ※研修料金のみ主な学習内容・職種別のニーズに合わせたAIの業務活用方法が学べる・初心者から上級者までカバーするレベル別の学習プログラム ・1年間見放題のe-ラーニングで、通常業務に支障が出ない ・企業や事業部別の課題に合わせたオーダーメイド型の対面研修も可能・DXの基礎から生成AIの実践的活用方法まで学べる・助成金申請代行サービスを使う助成金申請サポート費用:着手金0円、成功報酬が助成額の10% (リタクラウド株式会社)助成金申請に関する手続きを丸ごと代行してくれる専門のサービスもあります。これらのサービスは、書類の作成から提出、進捗管理までを一貫して行い、申請者にとっての負担を大幅に軽減します。4.最後にキャリアアップ助成金の申請~受給までをおさらい最後にキャリアアップ助成金をスムーズに申請・受給するためには、手続きの流れや受給条件を事前にしっかりと確認しておくことが重要です。ここでは、助成金の申請から受給までのポイントをおさらいします。・受給条件を再確認キャリアアップ助成金を申請する前に、まずは受給条件を改めて確認しましょう。特に「正社員コース」を利用する場合、以下の条件を満たしていることが求められます。非正規雇用の従業員を正社員へ転換すること転換後、6か月以上雇用を継続していること労働契約の内容や賃金に関して適切な変更が行われていることまた、対象となる従業員や雇用形態の変更が適切に行われているか、会社の人事規定や契約書類の整備状況も確認が必要です。条件を満たさない場合、助成金の申請が却下される可能性があるため、事前にチェックしておくことが重要です。・申請書類の準備 受給されないケース助成金を申請する際には、必要な書類を揃えることが不可欠です。具体的には、「キャリアアップ計画書」「雇用契約書」「賃金台帳」「労働者名簿」などが必要となります。また、これらの書類が正確であり、整合性が取れているかも確認しましょう。例えば、キャリアアップ計画書で記載した内容と実際の雇用契約内容が一致していない場合、申請が通らないことがあります。このような問題を避けるためにも、申請書類は余裕をもって準備し、不備がないか何度も確認することが大切です。内容の精査が不安な人はプロに書類作成や申請のサポートをお願いするのがいいでしょう。・受給までの流れキャリアアップ助成金の受給までのプロセスは以下のような流れになります。キャリアアップ計画の作成とそれに付随する資料提出計画の実施実施報告書の提出助成金の受給助成金の申請プロセスは複雑ですが、事前にしっかりと準備を整え、各段階での要件を満たすことで、スムーズに助成金を受給することが可能です。5.まとめ多くの種類があるキャリアアップ助成金ですが、まずはどのコースが目的に最適か見極めましょう。また、助成金申請には多くの資料の作成と準備が必要です。助成金の申請が不安、時間を使いたくない場合は申請サービスの利用をお勧めします。キャリアアップ助成金の計画書の作成から実行まで任せたい場合は助成金申請もサポートしてくれる研修サービスの利用を推奨しています。SkillBridgeならAIでの業務活用を各企業ごとに合わせておこなわせていただきさらに助成金申請サポートも完全無料でおこなわせていただきます。助成金のことでも研修のことでも気になった方はぜひお気軽にお問い合わせください。